昨日の「日本カミーノ・デ・サンティアゴ友の会」の巡礼報告会には、会の理事でもある 黛まどか さんがご出席
昼食休憩時に何気に入ったお店で偶然にも隣の席に座ることができ、そしてお話をしてもらうことも!
黛まどか さんがCamino(スペイン巡礼)を歩かれたきっかけは1999年にCamino本「星の巡礼」の著者パウロ・コエーリョが来日された時に対談されて、その時にパウロ・コエーリョから直に勧められたのがきっかけ
しかしその1999年当時、日本人の経験者はほんのわずかで、今の様にネットにCaminoの情報が溢れてはいない時代。そして現地でもまだまだ宿泊施設も整備はされてはいないし、更に何よりもその当時に歩いているのは敬虔なカトリック教徒のみ!
その時の様子を書かれた本がこの「星の旅人」
その冒頭には当時カトリック信者でない者が巡礼する苦労を、巡礼手帳を入手する際のマダムとのやりとりとして書かれている
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「なぜカトリック信者でのないのにこの道を巡礼するの?なのために歩くの?詩を作りたいのなら、イタリアでもドイツでもいい所がいくらでもあるでしょう?」
「確かに私はカトリックではありません。なぜ人々は歩くのか、そこには何があるのか、神とは何か・・・。そして何か見えない大きな力が、私をここまで導いてきたのです」
話を初めて約三十分後、彼女に瞳からようやく拒絶の色が消えてゆくのがわかった。そしてついに私巡礼手帳を手にしたのだった
このやりとりは”なぜ巡礼をするのか”という出発点に私を立ち返らせてくれた
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「何か見えない大きな力」。。。。巡礼者の多くが感じていると思う
この本を読み進め、そしてCaminoの辿った道も感じながら 〜 私の次のCaminoを計画しようっと!
「何か見えない大きな力」に従いながら〜👣