先日の「50歳からのバックパッカーズ」イベント初日でも私になった「自己肯定感」
この春より「日本カミーノ・デ・サンティアゴ友の会」のスタッフにてお手伝いをする事になり、そのニュースレターに原稿を寄せましたので、ご紹介します
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【 Caminoは「あっ、できた!」を重ねながら歩く道!!】
日本からの出発日、玄関でシューズの紐を締めザックを担いで立ち上がった瞬間「えっ!この重さを担いで本当に歩けるのだろうか??」と焦る
Camino初日、宿から一歩を踏み出す時も「本当に、この重さを担いで20kmもの道を歩けるのだろうか??」と不安がよぎる
5km歩け、10km歩けてBarで少し一休み。覚えたてのスペイン語で「Cafe con leche,por favor!」と言ってみると、店員さんは優しい表情で頷いてくれる。「おっ、スペイン語が通じた!なんとか注文できた!!」
しかし、喉を潤しながらも頭の中は「あと10kmもある。本当に歩けるのだろうか??」
昼過ぎにAlbergueに到着「ふっー、なんとか歩けた!」
そして受付のオスピタレイロも優しく、言葉が不自由でも無事チェックイン
夜また頭をよぎるのが「外国に人に囲まれて寝れるのだろうか?イビキはどうだろう?そして明日起きられるだろうか??・・・」
と思っている間に20Km歩いた疲れで、ストンッと眠りに落ちる
二日目の出発。またもや「昨日の疲れがある中で、今日も20km歩けるのだろうか?・・・」と歩き出す
だけど初日よりも少しだけ景色を楽しむことができてくる。そして二日目も無事20km歩けた!!
三日目ともなるとほぼ同じスケジュールのため、少しだけ心の余裕がでてくる。
歩きながら昨日も見かけたあの外国の方に、片言の英語だけど勇気を出して話し掛けてみる!Albergueでもベッドが近い人に声を掛けてみる!
「言葉は不自由だけどなんとかコミュニケーションが取れるぞ、俺!」
ふとあたりを見渡すと、皆さん会話を楽しんでる。初日は皆さん何かよそよそしかったことを思い出すと、そうか!みんなも緊張していたのだね!
Caminoは皆同じ方向に、同じ想いで歩みを進める!そして何しろ重いザックを担いで歩いてる同志。なので言葉が通じなくても心が通じやすい!
他の旅では味わえないこの「魂の友」の感覚
Caminoはその「魂の友」と一緒に「できた!」を重ねながら歩く道
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【 50歳からのバックパッカーズ 】イベント8/25日(日)14時からも行います
お申込みはメールでも受け付けますので、私か中村までご連絡ください
丹澤のメールアドレス:tanzawa.me@gmail,com
お待ちしております!!