Caminoの巡礼宿 は、Albergueと言います
1泊がなんと公営で5€、私営でも10€
この安さが1ヶ月も1ヶ月半も巡礼を続けられる理由の一つでもありますね
これだけ安いのでベットにシーツはありません
なので各自持参した寝袋に包まって眠ります
いわゆるドミトリーなので、2段ベッドが部屋にところ狭しと置かれていてます
なので、自分のスペースは狭いベッドの上や周辺に限られます
またベッドの上には原則ザックを置いてはいけないため
その狭い空間で、荷をほどき、荷をまとめ、荷を詰めます
荷物を軽くするため、Tシャツ・短パン・下着・靴下は3セット
それを小分けにしまい、Albergueに着いてベッドが決まったら
その小分けの袋を持ってシャワー浴びに行き、洗濯をし
洗濯物が乾いたらまた次の日のために小分けの袋に収納する
シャワーで着替えたそのままの衣類で夜を過ごし、そのままの衣類で寝袋に入り
明日の朝はその衣類でそのままCaminoを歩く!
とってもとってもミニマムな生活!
持ち物も空間もとってもミニマム!!
当然歩くだけだから、それで良いのだけれど
なんだか普段の生活の物の多さに気付き
そしてそのミニマムでシンプルな生活に豊かさを感じる!
「あれっ、物が多い事が豊かでは決してないんだ!」ってね!!
Caminoが終わりSan Sebastianにてシングルルームに泊った時のこと
「あぁ〜やっと一人でゆっくり眠れる!」と思って部屋に入った瞬間
おかしな話だけど、決して広くはないシングルルームの部屋が広過ぎて落ち着かない(^^;)
更に、普通の大きさのベッドの上に荷物を広げたら、
今までと勝手が違うので、散らかり過ぎてなんだか荷物をまとめるのに一苦労(^^;)
人間ってつくづく環境の動物だと思いましたね
そしてミニマムでシンプルな生活って良いかも!ってね
このような体験もCaminoではできますよ!