この週末、「日本カミーノ・デ・サンティアゴ友の会 設立の10周年記念講演会」に参加
そこでアストルガ友の会代表のJuan Carlosさんが来日され「巡礼と観光」についてお話しされました
観光はその土地の建物などを観て廻るのが目的だけど、巡礼は歩く事そのこと自体が目的
それなのでAlbergue(巡礼宿)は心身を休める場所。決して騒いだりする処では無い
そしてオスピタレロ(巡礼宿の世話人)やボランティアの役目は、巡礼者が最終到着地点まで精神と肉体が最善の状態で居られることをサポートする事
中世から続いている巡礼者をもてなすその精神
なのでAlbergueの受付もホテルなどと違い、巡礼者もテーブルに座りチェックインの手続きをする
その話を聞いた時、お世話になったオスピタレロの顔が数々浮かんできた!
その笑顔、交わした会話、私でもわかる英語でジョークを言ってなごましてくれたこと
そして私から差し上げた「折り鶴」を本当に喜んで受け取ってくれて、更には受付に飾ってくれたこと
そして同時に浮かび上がってきたのが、Caminoでのとても楽く貴重な経験ができたその基にあるのはオスピタレロやボランティアの方達のホスピタリティーがあったってこと!
そうか!私がCaminoで「折り鶴」を沢山の人にプレゼントできたのも、このオスピタレロやボランティアの方達がCaminoの温かい土壌を作ってくれていたから、巡礼者同士が皆 温かく触れ合えたんだ!!
今Caminoの写真を見返したんだけど、なんだか胸が熱くなった
〔 2016年と今年の2018年にお世話になったオスピタレロの方々の写真の一部 〕
そうだ!今度Caminoに行ってAlbergueに泊まるときは、オスピタレロやボランティアの方々にきちんと感謝の気持ちを伝えよう!
「あなた達のお陰で、とても素晴らしい巡礼が出来てます!!」と
うー、一年おきのCaminoの予定が毎年足を運ぶことになりそうだ!!